初めての性病検査体験

先日始めて性病検査というものを体験した。随分前から臀部が痒く、赤く爛れたような症状が出ていたものの産婦人科を受診したことも無く、性病であったら…という恐怖からなんとか自然治癒しないかという思いを抱いていた。そんなある日、友人がとある性病の所為で子供ができにくい身体になってしまった、という話を聞き急に恐ろしくなった。そもそも産婦人科の先生は女性器など見慣れているから恥ずかしがるようなことではない、と諭されたこともあり、勇気を出して性病検査を受けてみることにした。クリニックはとても明るく、受付はホテルのロビーのような面持ちであった。初診ということでアンケート用紙を記入、問診と触診があるであろうという説明をそこでうけることとなる。アンケート用紙には、本日の受診目的の選択肢の中に「夫婦間の不和について」というものまであり、医者というより寧ろ法律家を髣髴とさせられた。医者は事前に調べていた通り男性であった。臀部や陰部を見せなければならないことからはじめは女医を希望していたのだが評判が良かったこともあり戸惑いつつも受診した。触診の際、テレビでしか見慣れぬ開脚する椅子に座った。羞恥は勿論あったが医師との間がカーテンで仕切られているため思っていたほどの羞恥心ではなかったように思った。直ぐに薬が処方され、念のため粘膜の菌を培養するという事であった。1週間後に出た結果、特に異常なしとのこと。思えば、産婦人科に行こうと決めたあたりから何故か病状が回復に向かっていたように思う。病院を実際訪れたときには大分良くなっていたのであろう。正に、病は気から。羞恥や抵抗感は拭い去れないものではあるが、ひとり悩むよりは早く医師の判断を仰ぐべきであったと後ほど痛感した。

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